AKB48グループのメンバー26人が6日、岩手県盛岡市の岩手県民会館で東日本大震災復興支援ライブを行った。総監督の横山由依(23)をはじめ、被災地出身の佐藤七海(16=岩手県)佐藤朱(19=宮城県)舞木香純(18=福島県)がステージに立ち、3人で「ミニスカートの妖精」を披露して会場を盛り上げた。

 終了後に3人は、震災直後、避難生活を強いられたことを明かした。舞木は13年3月11日に福島県いわき市、佐藤朱は同じ日に宮城県多賀城市でAKBの復興支援ライブを見たという。

 舞木は「被災地ライブに自分が立っているのがうれしい」。佐藤朱は「(見に行ったライブには)指原さんが来ていました。目が合ってうれしかった」と話すと、その場にいた指原が「そうそう。目が合ったよね」と話を合わせる様子に、メンバーたちから笑いが起きた。佐藤七海は「AKBの一員として、ここにいることに月日の早さを感じます」としみじみと語った。