フィリピン・マニラを拠点とするAKB48第3の海外姉妹グループ、MNL48が第1期生オーディションを来年行い、総選挙(国民投票)も実施することが4日、分かった。AKB48チーム8がこのほどフィリピンの番組に出演、市内でファンミーティングも開催した。4日には「日比国交60周年記念イベント」に招待され、詳細を発表した。

 3月に、TPE48(台北48)BNK48(バンコク48)とともにグループ発足が発表されていたMNL48が斬新な活動形態を取る。応募段階からグループ運営まで、国内のAKB48とは全く異なる。

 <1>アプリで誰でもオーディションに応募(立候補)できる形にする。

 <2>立候補者の中から一般人の投票で64人のメンバーを選定。

 <3>1期生64人は結成後1年間はMNL48メンバーとして活動。

 <4>翌年は1期生64人と第2回オーディション立候補者で第2回総選挙を実施、新たな64人を選定する。

 メンバー選考を秋元康総合プロデューサーらではなく、ファンが行う。メンバーは人気が維持できなければ退団する。「人気」の尺度となるのが一般投票という完全競争システム。毎年の総選挙やオーディションへの注目度や熱が日本以上に高まりそうだ。