5月25日のAKB48握手会襲撃事件で負傷させられていたAKB48入山杏奈(18)が18日の東京ドームコンサートで、85日ぶりに復帰を果たした。

 本編最後の曲の紹介時に、総監督の高橋みなみ(23)が「あんにん」とステージに呼び寄せると、負傷した右手には包帯とギプスを巻いたままだったが、オレンジ色の衣装でステージに登場した。「これでAKBのメンバー全員がステージに立つことができました」と、高橋に言われると、「皆さん、こんばんは、入山杏奈です。今日は最後の1曲だけになってしまうんですけど、みんなと一緒に東京ドームのステージに立てて、すっごくうれしいです」とあいさつした。全メンバーで「アリガトウ」を歌うと、約2万個の風船が天井から降ってきた。入山は、万感の思いで歌いきっていた。

 今コンサートの全編に出演した川栄李奈(19)は、テレビのレギュラー番組や歌番組で、一足先に復帰していた。