AKB48の姉妹グループで福岡・博多を活動の本拠地にするHKT48のメンバーが、5人同時に活動を辞退したことが18日、分かった。この日、HKT48の公式ブログで発表された。

 辞退したのは、HKT48チームHの古森結衣(14)菅本裕子(18)谷口愛理(13)と、同研究生の江藤彩也香(14)仲西彩佳(16)で、いずれも昨年7月のオーディションで合格したHKT48の1期生。ブログによると、「一身上の都合により、HKT48メンバーとしての活動を辞退したい」との申し出があり、18日付で受理したという。

 日刊スポーツの取材によると、5人はグループで禁止されているファンとの私的な交流をしていた。ファンの男性らとメールアドレスを交換した上で、メールのやりとりをするなどしていたという。いずれのメンバーも、男性たちと交際はしておらず、喫煙や飲酒などの法律違反の事実もなかったとみられる。公式サイトでは、5人のプロフィルが削除されており、同グループは、チームHが14人、研究生が3人の計17人となった。

 AKB48グループの劇場公演は基本的に16人によって行われる。劇場公演の出演を予定していたメンバーもおり、20日の福岡・HKT48劇場での公演は14人で開催予定。また、江藤は来月18日の「第3回じゃんけん大会」への出場を決めていたが不出場が確定した。

 HKT48は、6月に指原莉乃(19)がAKB48から移籍してきたことで一躍、全国的に注目された。同月行った2期生オーディションでは34人が仮合格し、現在、劇場デビューに向けてレッスンを続けている。