キャメロン・クロウ監督(57)が、映画『アロハ』(原題、全米公開中)に女優エマ・ストーン(26)をアジア人との混血役として抜てきしたことについて謝罪した。

 ハワイを舞台にした同映画でエマは1/4ハワイアンと1/4中国人の混血の米空軍キャプテンであるアリソン・ングという役を演じた。しかし、アジア人の血が混じっていないエマが混血の役を演じたことで白人中心の映画だと一部の人々から非難された。

 この批判について同映画を手掛けたクロウ監督は公式ウェブサイトで「アリソン・ングを演じた素晴らしいエマ・ストーンのキャスティングについての情熱的なコメントにとても感謝します。あなたたちの言葉と失望を聞きました。変で、見当違いのキャスティングだと感じた人々みんなに心から謝罪したいです。2007年にキャプテン・アリソン・ングは誇りに思う1/4ハワイアンだと書かれ、彼女はハワイアンにまったく見えないことが不満でした。父親が中国人のハーフであるというのはハワイでよくある意外な混血を表現していました」と説明し、アリソンというキャラクターは実在する地元の赤毛の女性が元になっていると話した。また、スタッフや関係者としてたくさんのアジア系アメリカ人、ネイティブ・ハワイアン、太平洋諸島の人々を雇ったと明かしている。

 さらに「エマ・ストーンは精力的なリサーチを行った人々のチーフで、もし彼女の素晴らしいキャラクターの描写の一部が大きなショックと議論を引き起こしてしまったのなら、悪いのは私です」と主張している。

 人種問題はとても繊細な問題で、今年のアカデミー賞では主演男優賞と女優賞、助演男優賞と女優賞すべてに白人だけがノミネートされ、批判が集まっていた。今回の『アロハ』への批判も含め、これらの出来事はこれからの映画作りに影響を与えることになるかもしれない。【ハリウッドニュース編集部】