故ホイットニー・ヒューストンさんの娘ボビー・クリスティーナ・ブラウンさん(享年22歳)の悲劇的な死をめぐり、ボビー・クリスティーナさん(以下、ボビーさん)の法廷遺産管理人に、不法死亡(ある人物の過失などから生じた死亡事故に対し、個人の家族又はそれに値する人が責任を求める訴訟)で訴えられている恋人のニック・ゴードンさん(25)。監視カメラの映像と服が、事件の鍵を握る新たな証拠となる可能性が浮上し、殺人事件としての捜査にさらに拍車がかかる可能性も出てきたと、米情報サイトRadarOnlineが報じている。
ゴードンさんは米国時間の8日、ジョージア州上級裁判所で行われた審理で、「ボビーさんを殴り、有毒なカクテルを飲ませた上、意識不明にした」という原告側の訴えを全面否定。しかし、ボビーさんが今年1月、水を張った浴槽の中で発見される前、口論したことは認め、「ビデオ映像を見て口論となり、その後、服を着替えた」と明かしたという。一流専門家によると、ゴードンさんがこの事実を認めたことは、殺人事件としての捜査が過熱する中、自らを苦境に立たせる可能性があるという。
世界的に有名なプライベート捜査員で元ニューヨーク市警の殺人課の刑事だったボー・ディートル氏は同サイトに、ゴードンさんが服を着替えた事実を認めたことに驚きを示し、「着替えたというところが、とても奇妙だ。明らかに、彼女を殴り、歯が折れた際、服に血液が飛び散った可能性が高い」と語っている。ゴードンさんが見たというビデオについても、家の中にたくさんの監視カメラが設置されていた可能性があると指摘。「これらの監視カメラが作動していたとしたら、彼が彼女を殴っている現場も捕らえられているかもしれない」と語っている。ボビーさんが浴槽内で発見された朝、家にはゴードンさんの他に2人の友人がいたとされている。ボビーさんの友人らは同サイトに、「彼女はカリフォルニアで歌手としてのキャリアを追求するため、ニックと別れるつもりだったため、彼に殺されたと思う」と語っている。(ニューヨーク=鹿目直子)




