10月25日の大阪マラソンに出場する画家でタレントのジミー大西(51)が30日、大阪城公園で練習を公開した。初マラソンとなるジミーは明石家さんま(60)に「完走しました!」と報告することを目標に掲げた。

 大阪城公園の練習コース(約2・2キロ)を2周走ったジミーは汗びっしょり。「僕の走るペースは身長180センチの人が歩くスピードと同じぐらい。止まったら絶対に完走できない」。歩くように走る? ジミー流の“ペース配分”に胸を張った。

 大阪マラソンのチャリティーアンバサダーに就任しジミーは大会をイメージした作品を描いた。大阪城、大阪市中央公会堂、通天閣など大阪の名所を駆け巡る1人のランナー「駆ける」は鮮やかな彩りだ。作品は大会のシンボルとなる。

 先日、さんまと会ったときに「これ1週間の生活費って3万円もらいました」とおこづかいをもらったが、フルマラソンの報告をするのは忘れた。

 初マラソンは「51歳にして最初で最後の挑戦」となる。8月下旬から練習を始め、約5キロ体重を落とした。ここまで1週間に約100キロ走る練習を積んでいる。大阪市内を走っていると、知り合いの大阪のおっちゃんから「ジミー、歩いていてたらアカンで!」と激励もある。

 ちなみに、これまで走った最長の距離は約2キロ。「スタジオ入りに遅れそうになり、タクシーも渋滞だったので走りました」。当初は6時間以内の完走を目標にしていたが「フルマラソンはそんなに甘くないことが分かりました。とにかく完走を目標にします」。目標タイムは“下方修正”したが、さんまには「完走しました」と報告して驚かせたい。