女優の広田レオナ(52)が、自身が監督した映画「お江戸のキャンディー」に相次いで起きていたトラブルが解決したことを報告した。

 同作は今年2月に劇場公開された、バレエ「白鳥の湖」をベースに、美しき男同士の恋愛を描いたボーイズラブ映画だが、DVD化された今年4月にトラブルが相次いでいた。

 まず最初は、DVD化された同作品の映像に、販売元であるLovePlaceのロゴが常時表示されてしまうミスが判明。販売元とは弁護士を通して話し合いが行われることになったが、すでにDVDは一部で発売された後だったため、広田は「汗と涙がつまった私の大事な映画に勝手に泥を塗られた」と怒りをあらわに、販売元への謝罪を求め、そして作品のファンに自ら謝罪していた。なお、販売元は後日、公式サイトに謝罪文を掲載し、改変されていないものが完成次第、無償で交換するとした。

 その後、今度は同作品がレンタル・販売店でアダルトのカテゴリーで販売されていることが判明した。BL作品ではあるが、広田は「R指定もPG指定もなし、世界初の幼稚園児も観る事の出来る男色映画とうたっているのに何でアダルトビデオなんや?」と憤慨。販売元とは連絡がつかず、「今すぐAVの棚から降ろしてください!」と販売店に呼びかけていた。

 トラブル続きだった同作だが、広田は15日にツイッターで「映画『お江戸のキャンディー』でのさまざまなトラブルはやっと終結致しました」と報告。「お互いの妥協点を模索し続けました。長く辛い旅でしたが終わりよければ全て良し。 かなり遅いリスタートとなりますが、これからも上映させていただきます。応援の程、よろしくお願い致します」と呼びかけた。