3月に放送終了したNHK連続テレビ小説「マッサン」で、初の外国人ヒロイン・エリーを演じたシャーロット・ケイト・フォックス(30)が26日、悲願のブロードウェー作の主演ミュージカル「CHICAGO」大阪公演(梅田芸術劇場)をスタートさせた。

 米大学で演劇を学び、ブロードウェーにあこがれ、米国で舞台女優として活動していたシャーロットは、朝ドラのオーディションを機に来日。ヒロインを好演し、日本でブレークした。

 今春の放送終了後、秋には念願の聖地、ブロードウェーの舞台に立ち、東京公演を経て、朝ドラ収録現場だった大阪へ“凱旋(がいせん)”した。

 有名になるためには手段を選ばない、キュートな悪女・ロキシーを熱演。新聞記事にロキシーが取り上げられる場面では「めっちゃすごいですね、これ」と、エリーの現場で習得した大阪弁のイントネーションのような日本語ゼリフも入れ込んで、客席をわかせた。

 同劇場での公演は27日まで。