昨年末、手術を受けるため、ツアーを延期すると発表したジャネット・ジャクソン(49)が、喉にガン性の腫瘍が見つかったとの噂が報じられている。

 ジャクソンと親しい情報筋は米情報サイトRadarOnlineに、「医師らはジャネットの声帯に、ガンになる恐れもある腫瘍を発見した。この病状は、ただちに治療する必要がある」と語っている。

 ジャクソンは1月9日より2016年度の「Unbreakable」ワールドツアーを開始予定だったが、昨年末、手術のため不可能となったことをフェイスブックで発表。「皆さんに、お知らせしなくてはなりません。今日、ドクターから、間もなく手術を受けなくてはならないと言われました」と告白した上で、「春までツアーを延期することを余儀なくされたとお伝えしなければならず、胸が痛みます。この困難な時期にどうか、私や家族、全関係者たちのために祈ってください。これ以上、コメントすることはありません」としていた。

 ある専門医は同サイトに、「ジャクソンの声帯にある腫瘍がガン性のものだと判明した場合、彼女はもう二度と歌うことはできなくなる」と語っている。喉頭ガンの患者はただちに手術を必要とし、話すためには電気式、あるいは人工の喉頭が必要になる。歌うことは不可能だという。

 また、49歳になるジャクソンのガン治療は非常にアグレッシブで、集中的なアフターケアが必要とされるという。同医師は、「手術は非常に複雑で、何ヶ月にもわたり、放射線治療が行われる」と語っている。情報筋は、「ジャネットは彼女の祈りと意志で、春か夏にはツアーに復帰するつもりでいる」と話している。(ニューヨーク=鹿目直子)