芸能生活30周年の伍代夏子(54)が13日、東京・小田急百貨店新宿店で「伍代夏子の世界展『花つむぎ』」を開催した。

 NHK紅白歌合戦に出場した際に着た総額5000万円になる着物8点、趣味の一眼レフカメラで撮影した写真、木の実を使ったクラフトなどの品々を初めて展示した。

 「30周年で自伝を出版したり、舞台をしたり、いろいろな記念イベントを行っている締めくくりです」と充実した表情で話した。

 夫の杉良太郎(71)も姿を見せた。昨年12月に心臓からの血流が悪くなる大動脈弁狭窄(きょうさく)症で、人工弁置換手術を受けてから初の公の場。心電図の計測機器を腹部に付け、今後も定期的な健診で通院する必要はあるが、ファンから体調を気遣う言葉をかけられると「大丈夫、大丈夫」と笑顔で返した。

 医師から運動を勧められるが、やりすぎても良くないために「難しいんだ」と話した。

 息子の俳優山田純大(42)が元女優の田京恵さん(38)と今春に結婚すると12日に発表したばかり。現在の妻の伍代は「私はまだ、相手の女性には会っていないけど本当に良かった。うれしいです」と笑顔で話した。

 展覧会は18日まで。