ナインティナインの岡村隆史(45)が、SMAP中居正広(43)の“聞く力”を絶賛。将来的には天台宗の尼僧で作家の瀬戸内寂聴さん(94)のような存在になろうとしているのでは、と憶測した。

 岡村は19日深夜放送のラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」で、タレントのベッキーが出演して不倫騒動を謝罪した13日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」の話を切り出し、ベッキーの聞き手を務めた中居について「もう、すごいですよね。聞き方も上手やし、聞き出してあげる力や、しゃべりやすい環境を作ってあげるとか」と絶賛した。

 岡村は、中居がベッキーの聞き手を引き受けたことについて「あんな仕事、でけへんよ」「かなりの労力もいったでしょう」と推し量り、さらにプライベートで会った中居が、その時点では知っていたであろうベッキーの復帰について「ひとつも言わなかったんですよ、『ベッキー復帰するんだよ』とも言わなかったし、『ベッキーとちょっとしゃべったんだよ』っていうことも言わへんかったし。それはもう、かん口令も敷かれてたんでしょうけど、いっこも言わへんかったからね」と、中居の口の堅さを明かした。

 「すごいよ、あんなことできる人、ほんまにいないと思う」と中居の能力を高く評価した岡村は、今後ベッキーと同じように失敗を犯した芸能人たちが中居に頼ろうとするのではないかと推測。「中居に話しよう、みたいな。囲炉裏のところで話しよう、みたいな。そんな感じがもう、出来上がったと思う」と私見を述べ、「(中居は)最終的には瀬戸内寂聴みたいになろうとしてると思うのよ」「中居の今後は大体、決まったよね。おそらく瀬戸内寂聴。中居寂聴ですよね。そういうようなポジショニングをとるのかな」と冗談めかしながらも、「それくらい、しゃべりやすい環境作りというか、あれはなかなかできたもんやないな、と思う」と、あらためて中居を称えた。