ビートたけし(70)がテレビ東京系ドラマ特別企画「破獄」に主演することが23日、分かった。脱獄阻止に命を燃やす刑務所看守を演じ、天才的脱獄犯との脱獄・追跡エンターテインメントだ。脱獄を繰り返す無期懲役囚らの配役は後日発表されるという。

 同ドラマは作家吉村昭氏の同名小説が原作。85年に緒形拳さん主演でNHKで放送されて以来、30年ぶりのドラマ化。たけしの同局のドラマ出演は初めて。

 たけしは、監督した映画「アウトレイジ 最終章」が今年公開予定。アニメ「攻殻機動隊」を実写化した米SFアクション映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」(4月7日日本公開)で22年ぶりにハリウッド作品に出演する。

 たけしは「いつものように監督に言われた通り、精いっぱい演じるつもりでいますが、この物語は『生きる』という深いテーマ性がある作品なので、うまく演じきれるか少し緊張しています」とコメントした。