星野源(36)が司会を務め、テレビ初冠番組として放送されたNHK特別番組「おげんさんといっしょ」(4日午後10時50分)の平均視聴率が3・8%(関東地区)だったことが8日、ビデオリサーチの調べでわかった。

 同番組は星野が「おげんさん」という女性に扮(ふん)し、ゲストとのゆるいトークを展開する生放送の音楽番組。父役に高畑充希、長女役に藤井隆、長男役に細野晴臣、進行も務めるネズミ役に声優の宮野真守がゲスト出演した。立ち上がりから設定を無視して「充希ちゃんも音楽番組に出たことあると思うけど、すげえ緊張するじゃない? そうじゃなくて、ものすごくダラダラした、リハーサルみたいな音楽番組をやりたいなと思って」と高畑に話しかける星野。なかなかタイトルコールが始まらない、ゆるい進行に業を煮やした藤井が「怖すぎるわよ、何?この番組。緊張感持ってやりましょうよ」とくぎを刺す場面もあった。視聴者からリクエストを募集し、即興で弾き語りも披露。ラストでは細野がベースを奏で、高畑&藤井が「恋ダンス」を繰り広げる中、星野が「恋」のしっとりバージョンを披露。

 音楽番組としては型破りな内容にネット上でも「癒やされた」「次回が楽しみ」など、再放送やレギュラー化を求める声が続出した。