元衆院議員で実業家の杉村太蔵氏は13日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時40分)に生出演。福島県郡山市の磐越自動車道で起きたマイクロバス事故で、北越高(新潟市)の男子ソフトテニス部の生徒1人が死亡したことをめぐり、学校の部活動の現状に私見をまじえて問題点を指摘した。
「部活でいい成績を残すと、言葉を選ばずに言うと、その学校の宣伝になって生徒が集まる。それは本来の部活動として、正しい姿なのか」と述べ、今後の部活動のあり方についても提言した。
杉村氏は、MCの大下容子アナウンサーに「今回の事故は、部活動の遠征中に起きました」と水を向けられ、今後必要な対策を問われると、「部活でなぜ安全配慮義務が欠如してしまったかというと、例えば、修学旅行など学校の正式な行事だったら、先生が下見に行ってしっかり予算もついて、というところだが、部活動というのは課外活動で、顧問の個人の判断に委ねられるケースが多い」と指摘。「いま一度、安全に教育活動を受けられるようにすることを考えると、部活動の範囲をしっかり、もう一度見直さないといけないのではないか」と述べた。
杉村氏は幼少時からテニスに親しみ、札幌藻岩高テニス部時代の1997年に行われた大阪国体では、少年男子複で優勝した。「僕も高校時代にテニス部に所属していて思うのは、ちょっとね、本当にこれは学校の部活なのかって言いたくなるような。プロスポーツ選手の養成所になっているのではないかと。どう考えても、学校教育として逸脱しているんじゃないかと」と、私見を口にした。
その上で「その先に何があるかといえば、部活でいい成績を残すと、言葉を選ばずに言うと、その学校の宣伝になるわけですよ。生徒が集まるんです。それは本来の部活動として、果たして正しい姿なのかと思う」と、口にした。
その上で「僕は、地域のスポーツクラブをもっと充実させて、そういったところでテニスならテニスを楽しんでいただく。今の部活動は、学校側にも負担が大きすぎる。そこは見直してほしいなと思います」と訴えた。
今回の事故をめぐっては、バスを運転していた若山哲夫容疑者(68)が、自動車運転処罰法違反容疑で逮捕された。事故前に追突事故や物損事故を相次いで起こしていたことが分かっている。



