今年いっぱいで閉館する東京・新宿コマ劇場のファイナルミュージカル「愛と青春の宝塚」(22日まで)が初日を迎えた。戦時中の宝塚歌劇団を舞台にした作品で、紫吹淳、湖月わたる。彩輝なお、貴城けいら宝塚出身者が出演。久々の男役に紫吹は「何の心配もなくできた」。湖月も「現役の時より男らしくなった」。この公演が52年の歴史を持つコマ劇場最後のミュージカルとあって、紫吹は「華やかに最後を締めくくりたい」。