AV女優蒼井そら(29)の書道作品が、9万5000ドル(約950万円)で落札されていたことが分かった。

 AFP通信が、上海市共産党委員会の機関紙・解放日報の22日付報道を引用して伝えた。この作品は今年4月、蒼井が浙江(せっこう)省寧波(ねいは)市にあるテーマパーク「鳳凰山」を訪れた際に書いたもの。毛筆で「好玩的鳳凰山来園(面白い鳳凰山に来園)」と記している。

 競売は今月初旬に行われ、落札者は明かされていない。同紙は蒼井の書体について「子どもっぽくて未熟」と痛烈に批判。「蒼井がテーマパークの宣伝に使われた」と指摘する声もある。しかしあるファンがブログで「高い技術があり、道徳的にも潔白だ」と反論するなど、中国内で論争が続いている。

 中国ではポルノ映画は検閲対象だが、蒼井の人気は絶大で、出演作品の海賊版DVDが広く出回っている。蒼井の中国語のブログには、約1400万人の読者がいるという。