女優大竹しのぶ(57)が14日、東京・丸の内TOEI1で行われた高良健吾(27)主演映画「悼む人」(堤幸彦監督)初日舞台あいさつに登壇し、娘役の貫地谷しほり(29)から、撮影でのおもしろエピソードを明かされた。

 未婚の貫地谷は「産むシーンに至っては、私はもちろん、産んだことはないんで」と言い、IMALUを含め2人の子供を育てた大竹から「こうなんだ」と出産シーンを演じるポイントを伝えられたという。ところが、聞いていた助産師は「今は違いますね」と指摘されたという。暴露された大竹は、壇上で苦笑したが、貫地谷は「(出産シーンで)息が上がった瞬間、産んだ気になって感動しました」とフォローした。

 大竹はその前にも、「堤監督とは(フジテレビ系)『とんねるずのみなさんのおかげでした』以来の…」と語ったが、堤監督から「違う番組です」と突っ込まれ、苦笑い。「でも…とんねるずさんの番組以来だよね?」と言ったが、隣の貫地谷が笑ったのを見て、ツボにはまり、「もう、イヤだ…映画が台なし」と言いながら、貫地谷を突き飛ばした。