女優大原麗子(62)が自宅で転倒し、右手首を骨折するなど重傷を負っていたことが14日、分かった。

 関係者によると、大原は今月11日深夜に都内の自宅で、ガレージに物を取りに行こうとした際、足元がフラついて転倒。右手首を骨折し、ひざを打撲するなどの重傷を負ったという。所属事務所によると、大原は筋肉を動かす運動神経に障害が起き、手足などに力が入らなくなる「ギラン・バレー症候群」にかかっていて、この病気が原因で転倒したものとみられている。同症候群は特定疾患に認定された指定難病で、重症の場合は呼吸不全を起こすという。

 大原はNHK大河ドラマ「春日局」(89年)に主演などしていたが、同症候群の治療などのため99年からしばらく芸能活動を休止。その後も仕事を控えめにしていた。