AKB48の秋元才加(23)と宮沢佐江(21)のミュージカル「スーパーLIVEショー

 ダブルヒロイン」の初日が22日、都内の品川ステラボールで開幕した。同じ2期生のチームKで、ユニットDiVAでも一緒の「ツインタワー」と呼ばれるAKB48きっての名コンビが、2人で挑む新境地について日刊スポーツの独占取材で明かした。

 クールなイメージ通りの黒のレザーパンツ姿の秋元と、動物の耳をつけたロリコン風で、いつものイケメン女子とは違った制服姿の宮沢が、歌って踊って演技した。息はぴったり。AKB48加入時から一緒に歩んできた名物コンビだ。

 宮沢

 心(しん)が強くて根が弱いのが才加で、根が強くて心が弱いのが私。いつも私を支えてくれるのは才加なんだけど、いざとなると焦ったり落ち込み始める才加を助けるのが私。補い合う関係なんです。

 秋元

 今回の稽古で、つくづく佐江は唯一の存在だと再確認しました。珍しく体調を崩して悩む佐江を、どうしたら支えてあげられるか考えました。でも、佐江がダウンして、代役が相手だと、私…、まったく演技ができなかったんです。

 5年半前のデビュー時から、励まし合い、意見をぶつけ合い、常に一緒に歩んできた。2人の絆を表す伝説のシーンがある。09年7月8日の第1回AKB48選抜総選挙だ。

 宮沢

 しばらく選抜メンバーを外れていた才加が入ってくれたので、また一緒にやれると思うと、自分のこと以上にうれしくて、涙がぶわーでした。

 秋元が、中間発表の選抜メンバー圏外から11人抜きで12位に入った瞬間だった。14位の宮沢は追い抜かれたにもかかわらず、うれし泣き。壇上で目が合った2人は、静かにうなずきあった。本音が出る総選挙の舞台で、あふれた感情は友情だった。

 秋元

 忙しい中での舞台だけど、2人で1つの作品を作り上げたことは、必ずいい思い出になるし、私たちを成長させてくれるはず。

 孤独な刑事(秋元)と、そばに寄り添うアンドロイド(宮沢)の物語。2人にしかできない舞台が始まった。【瀬津真也】