NHK大河ドラマ「八重の桜」(日曜午後8時)で綾瀬はるか(27)が演じているヒロイン八重の幼少期を演じた子役鈴木梨央(8)が、歌手に初挑戦したことが16日、分かった。NHKの復興支援曲「花は咲く」の新バージョンのレコーディングに参加した。3月から「花は咲く」と題した5分間のミニ番組が放送され、その中で鈴木の歌声が流れる。
大河ドラマの好演が起用につながった。関係者によると、画面で見せた素朴さや愛らしさの中に表現力が秘められているとして、起用が検討された。同曲の作曲者、菅野よう子さんの前で歌声を披露する機会があり、「とてもいい声。この子ならいける」と絶賛されて決まった。
このほど、初めてレコーディングを行った鈴木は、「『歌詞を考えて歌ってね』と教えてもらいました。聴いた人が元気になるように一生懸命、心を込めて歌いました」と話している。レコーディングは予定した半分の1時間弱で終了するほど順調だったという。
「花は咲く」は震災の復興支援のために作られ、12年3月からミニ番組で放送されてきた。東北にゆかりのある著名人が歌い、発売されたCDの売り上げの一部は義援金として被災地に送られている。ピアニスト辻井伸行(24)の演奏によるピアノバージョンやプロフィギュアスケーター荒川静香(31)が子供たちの歌に合わせてスケートを披露するバージョンもあった。
新バージョンは、人と人の絆をテーマに懐かしい風景を描いたアニメに合わせ、鈴木が福島・大野小学校の生徒たちのコーラスをバックに歌う。素朴な子供たちの歌声を生かし、懐かしい響きを醸し出すように編曲されているという。関係者によると、CD発売も検討されているという。
◆鈴木梨央(すずき・りお)2005年(平17)2月10日、埼玉県生まれ。昨年フジテレビ系ドラマ「カエルの王女さま」でデビュー。その後もTBS系バラエティー番組「中居正広の金曜日のスマたちへ」などに出演。13年NHK大河ドラマ「八重の桜」で見せた演技が話題に。JA共済のCMに出演。<最近歌手デビューした子役>
◆加藤清史郎(11)
09年9月にシングル「かつおぶしだよ人生は」を発売。
◆芦田愛菜(8)
フジテレビ系「マルモのおきて」共演の鈴木福と役名「薫と友樹、たまにムック。」で11年5月にシングル「マル・マル・モリ・モリ!」を発売。50万枚を超えるヒットを記録して同年NHK紅白歌合戦に初出場。
◆鈴木福(8)
12年12月にシングル「イヤイヤYO~!!」を発売。
◆谷花音(8)
小林星蘭とのユニット「すたーふらわー」で12年8月にシングル「年下の男の子」を発売。




