今年のオリコン年間ランキングが19日に発表され、嵐が、音楽ソフト(シングル、アルバム、DVD、ブルーレイディスク、以下BD)の売上金額が最も高いアーティスト別トータルセールスで、2年連続4度目の1位になった。4度目の1位は、中森明菜が持つ歴代最多記録に27年ぶりに並んだ。嵐は同部門をはじめ、作品別ミュージックDVD売上枚数など10部門で1位を獲得した。

 嵐のシングル、アルバムには握手会券が付かないため、両部門ではトップにならなかったが、全部門で上位に食い込んだ。史上初のミュージック映像(DVDとBD)全9部門を完全制覇したことも大きい。今年、嵐はBDを初めてリリース。全国ツアーと国立競技場公演をそれぞれ収録した2枚のBDで計28・7万枚を売り上げ、BD部門で1、2位を独占した。松本潤(31)は今年最多の10冠達成に「15周年のタイミングでこれだけ多くの賞をいただけたのはうれしいです」と喜んだ。

 ▼嵐の10冠

 (1)アーティスト別トータルセールス(2)作品別ミュージックDVD売り上げ枚数(3)作品別ミュージックDVD売上金額(4)アーティスト別ミュージックDVD売上金額(5)作品別ミュージックBD売り上げ枚数(6)作品別ミュージックBD売上金額(7)アーティスト別ミュージックBD売上金額(8)作品別総合ミュージックDVD・BD売り上げ枚数(9)作品別総合ミュージックDVD・BD売上金額(10)アーティスト別総合ミュージックDVD・BD売上金額