関ジャニ∞の人気コント企画が映画化されることが4日、発表された。メンバー7人が主演する映画「エイトレンジャー」(堤幸彦監督、7月28日公開)で、東宝が配給する。

 「エイトレンジャー」は関ジャニ∞が、日ごろのステージで披露してきた名物コントコーナー。メンバーが“ヒーロー”に扮(ふん)し、コミカルなやりとりでファンを楽しませてきた。CDデビュー8周年を迎え、グループ名「∞(エイト)」にもちなみ、今年はメモリアルイヤー。作品は記念映画として製作される。

 映画は絆を題材にした人間ドラマ。未来の日本を舞台に自警団の活躍を描く。ヒーローとして活躍しつつも、心に傷を持つ7人の成長が物語の柱。CGも多用してスケール感も出す。

 骨太な作品に仕上げるため、大物俳優も迎えた。舘ひろし(61)が伝説のヒーロー、キャプテン・シルバー役で登場する。舘もコスチュームを着用する。製作側は「銀色のマントが付いた、昔の、昭和っぽさが出たコスチュームをイメージしています」。舘はオファーを受けた際、企画書とあらすじを読みながら大笑いし、コスプレ演技も快諾したという。

 撮影は明日6日にスタート。コント企画発案者でメンバーの横山裕(30)は「初め遊びでやってたことが、こんなに大きいチャンスをいただけて。舘さんとの共演はすごすぎて笑ってまう」。村上信五(30)は「(舘が)僕たちの悪ノリの部分をギュッと締めていただけると思います。映画にふさわしい、見応えのある映像になると思います」と話している。