俳優風間俊介(29)が、中学校を舞台にした映画「鈴木先生」(来年1月12日公開、河合勇人監督)に出演することが6日、分かった。原作は人気コミックで、昨年テレビ東京系で放送されたドラマの映画化。長谷川博己が演じる平凡な教師の鈴木が、緋桜中学校で起こるさまざまな問題に立ち向かう物語で、風間は女子生徒を人質に学校に立てこもるという事件を起こす緋桜中OB勝野ユウジ役を演じる。

 風間は99年~00年放送のTBS系ドラマ「3年B組金八先生」で生徒を演じ、昨年4月から今年3月にかけては、NHK「中学生日記」で教師を演じるなど、学園ものに縁が深い。

 既に撮影は終えており、山鹿達也プロデューサーは「(風間は)難解な心情を見事に表現し、的確に演じています」と話した。風間自身は「漫画もドラマも大好きで、既に素晴らしい空気が漂っていたので、その空気を汚すことなく、異物として混入できたらいいなと思いました。ユウジと鈴木先生がどう向き合うのか劇場で見てください」とコメントした。ほかに浜野謙太、窪田正孝の出演が決まった。