美魔女ならぬ“美ばあ”女優3人の主演映画が16日初日を迎え、都内で舞台あいさつが行われた。
午前10時
吉行和子(78)「燦燦-さんさん-」(外山文治監督)
婚活する77歳の女性を演じた吉行は宝田明(79)と山本学(76)と登壇。始めたいことを聞かれ「やっぱり婚活ですね。毎日、生き生きしていきたい。楽しみにしてます」と意欲を見せた。
同11時40分
八千草薫(82)「くじけないで」(深川栄洋監督)
息子役の武田鉄矢(64)らと登壇。作品がオーストラリア各地で開催される第7回日本映画祭に招待され、八千草が23日にシドニーで行われる上映会に参加すると発表した。主演映画は55年「蝶々夫人」以来58年ぶりだが、海外映画祭への参加も「蝶々夫人」でカンヌ、ベネチア、香港映画祭に参加して以来。「最初はビックリいたしました。既に作品の良さを見てくださっている、と心強い」と感激した。
午後1時
赤木春恵(89)「ペコロスの母に会いに行く」(森崎東監督)
89歳での初主演映画の初日に車いすに乗って登壇。「ちょっと足を痛めており、上から申し訳ありません。何とかかわいいおばあちゃんを演じたいと思いながら、(撮影は)昨年9月から2月までかかりましたが今日の日を迎えられて本当にうれしく思います」。
合計年齢249歳、平均年齢83歳だが、生き生きと今を生きる3人に温かい拍手が送られた。吉行と赤木は「くじけないで」に出演する武田のドラマ「3年B組金八先生」で、家庭科教師と校長役を演じた。偶然の一致だが、芸能史の1ページまで垣間見える初日となった。【村上幸将】




