欧州視察中の日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(62)が26日(日本時間27日)、長谷部誠(31)岡崎慎司(29)香川真司(26)ら海外でプレーする日本代表選手の一部とドイツ国内で食事を取りながら、直接自らの考えを注入したことが分かった。

 この日はドイツ組の複数人が極秘裏に集結した。代表活動期間外に欧州で選手とコミュニケーションを深める異例の集合。指揮官は規格外の発想と実行力で絶え間なく代表強化に取り組んでいる。

 姿を確認できた5人ともW杯ブラジル大会日本代表。3月始動のハリルジャパンにも招集された代表の顔が、異例の集合を果たした。極秘裏に開催された会合のすべての顔触れと様子は外からはうかがい知れなかった。関係者によれば食事を取り、熱い話し合いが持たれたという。

 ミラノでは本田、長友と3人で膝を突き合わせて話し合ったことも判明。前例のない発想と行動力でシーズン佳境を迎えた欧州で、異例の代表強化が実現した。