磐田はアウェーで貴重な勝ち点3を獲得し、J1自動昇格圏内の2位を守った。

 前半32分、MF小林祐希(23)が高い位置でのプレッシャーからボールを奪うと、MF川辺駿(20)の右足ゴールで先制。前半は1点リードで折り返した。しかし後半23分、26分と立て続けに失点し、逆転を許した。

 名波浩監督(42)は、後半29分にDF駒野友一(34)を投入。さらに3分後にMF松浦拓弥(26)とFW中村祐輝(28)を送り出した。すると同38分にMF太田吉彰(32)が同点弾を決め、さらに同41分、駒野が今季初得点となる直接FKを決めて逆転に成功した。

 リーグ戦で5試合ぶりに出場した駒野は「チャンスをものにして、チームに貢献できたことはよかった」と話した。残り9試合のリーグ戦終盤に向けては「自分たちは、勝ち点をとらないといけない。負けられない試合が続く」と気合を入れ直していた。