Jリーグの羽生英之事務局長は25日、J2福岡が大手遊技機メーカー「大都技研」からの出資と役員受け入れを決めたことについて「ルールでは禁止されていない」としつつ「我々としては、もろ手を挙げてOKという話ではない」と不快感を示した。

 保有株数が5%以上になればJリーグ理事会の承認が必要だが、大都技研は4・9%で、規約上はストップをかける手だてがない。羽生事務局長は、青少年育成の観点から大都技研が胸スポンサーにふさわしくないとの見解も示し、「(福岡の出資受け入れが)社会に受け入れられるのか不安がある」と話した。