名古屋は25日、GK楢崎正剛(33)が、左手人さし指の甲の骨折で全治10週間と診断されたと発表した。フル出場した23日のG大阪戦で負傷した。28日にメンバーが発表される、9月の日本代表のオランダ遠征への参加は絶望となった。

 クラブによると、楢崎は「左手第2中手骨骨折」で、24日に名古屋市内の病院で手術を受けた。楢崎は昨年11月にも左足首の靱帯(じんたい)などを痛めたが、故障を克服した今季はここまでJ1の23試合にフル出場。日本代表でも2010年W杯南アフリカ大会アジア最終予選で本大会の出場権獲得に貢献した。