フランスリーグのレンヌは12日、日本代表MF稲本潤一が川崎Fに移籍すると発表した。川崎F側も契約書にサインしたことを認め、13日にも正式発表する見通し。

 稲本は1997年に下部組織からG大阪入りし、17歳でJリーグにデビュー。2001年にアーセナル(イングランド)に移籍して以来、欧州で過ごし、トルコやドイツでもプレーした。Jリーグ復帰は約9年ぶり。

 日本代表では02年、06年W杯に連続出場するなど74試合で5得点をマーク。昨年9月のガーナ戦でもゴールを決めた。

 川崎Fは昨季3度目のリーグ2位となり、初優勝へ向けて守備的MFの補強に重点を置いていた。