<J1:新潟1-0仙台>◇第32節◇23日◇東北電ス

 仙台が敵地で敗れて11位に後退し、サポーターから容赦ないブーイングを浴びた。立ち上がりから相手の圧力に押し込まれ、前半18分にセットプレーのこぼれ球を蹴り込まれて失点。その後も相手の激しいプレスにはまり、カウンターを浴び続けた。

 GK林卓人(31)がスーパーセーブを連発して奮闘を見せたが、内容はスコア以上の完敗。さらにチームの要であるDF角田誠(30)がふくらはぎを痛めて途中交代するなど、いいところなし。このカード3連敗に手倉森誠監督(46)は「新潟のプレスは警戒していたが、重心を下げられて前線へのパスの距離を長くさせられた。つなげなかった」と力なく振り返った。