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G大阪「社長ドローでごめん」花道飾れず

後半、競り合うG大阪MF安田理(右)と新潟DF内田(撮影・河南真一)
後半、競り合うG大阪MF安田理(右)と新潟DF内田(撮影・河南真一)

<J1:G大阪2-2新潟>◇第6節◇13日◇万博

 G大阪がホームで最下位新潟と2-2のドローに終わった。前半3分にFWバレー(26)が先制点を決めたが、逆転されて、後半15分にMF遠藤保仁(28)のPKで追いつくのがやっと。16日付で退任する佐野泉社長(63)の花道を飾れず、6位に後退した。

 降りしきる雨のなか、G大阪の選手たちは次々と頭を下げた。「社長、申し訳ない…」。最下位新潟に、しかもホームで痛恨のドロー。佐野社長の“ラストマッチ”を白星で飾れず、西野監督が誰よりも無念さをかみしめた。ミーティングで「今日は社長の最後。絶対に勝つぞ!」と鼓舞した指揮官は「勝って送り出したかった」とうなだれた。

 就任2年目の03年、10位に終わった西野監督は続投を要請されて「クビだと思ってました…」と漏らした。今やJ1史上最長の就任7年目。佐野社長なくして長期政権はなかった。退任発表後、社長室のドアを叩いた。どうにもならないと分かっていても「やめないで下さいよ」と訴えた。

 前半3分、バレーが先制ゴールを奪ったが、あとが続かない。ACLメルボルン戦後に機内泊で約1万キロの移動を経て、中2日での試合。MF橋本は「みんな楽をしはじめて、攻守の切り替えが遅くなった」という。西野監督は選手に「疲れたとか厳しいとか、絶対口にするな」と指示していたが、動きは重かった。

 勝っていれば約10カ月ぶりのリーグ4連勝、首位とは勝ち点3差だった。次節は今後のV戦線を左右する19日鹿島戦(カシマ)。年末には佐野社長に王座奪還を報告したい。もう足踏みは許されない。【北村泰彦】

 [2008年4月14日11時46分 紙面から]


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