強行出場を決意したエースが、チームに6試合ぶりの勝利をもたらす。コンサドーレ札幌は5日、札幌厚別公園競技場で清水戦に臨む。風邪のため3日の練習を欠席したFWダビ(24)が4日、札幌・宮の沢の練習で復帰。風邪の症状は残るが「まだ本調子ではないが、チームに貢献したい」と意欲を見せた。

 公式戦ではここ5試合、ゴールがない。その5試合は全敗とエースの奮起がチームの勝利の近道だ。連敗ストッパーでもある。2連敗で迎えた4月12日の磐田戦、4連敗中だった5月10日の大宮戦で得点を奪い、チームをどん底から救い出した。この日、前日の練習で右ひざを痛めたDF西嶋弘之(26)の清水戦欠場が決まった。チームにアクシデントが襲ったが「この数試合は得点を取れず、悔しい思いをした。必ずゴールしたい」と気合を入れた。

 札幌厚別には強い。昨年は9試合5ゴールとゲンもいい。チームも06年9月13日以来、12戦負けなしだ。最下位の千葉と勝ち点1差だけに、Jリーグ50戦目となるメモリアルゲームを勝利につなげるつもりだ。前節からFWアンデルソンが相棒を務める。新コンビ結成に「良い場所にいてくれるし、僕が何が何でもシュートではなくてアシストも心がけたい」と話した。

 来日2年目。好きな「爆笑レッドカーペット」などバラエティー番組を見て、日本語の勉強も続けている。エースの復活ゴールがチームを上昇気流に乗せる。【上野耕太郎】