東京Vが27日の首位浦和戦(国立)へ「秘策」を準備した。前回7月17日の対戦では、MFで出場した闘莉王にヘディングでの2得点などハットトリックを許して、2-3と逆転負け。柱谷監督は「闘莉王対策として船越をベンチ入りさせます」と、194センチのFWを「闘莉王封じ」の切り札に指名した。

 船越優蔵(31)は4月30日の練習試合国士舘大戦で左前腕骨脱臼骨折、橈(とう)骨神経損傷で全治3カ月の重傷を負った。同日に緊急手術を受け、現在も左手親指が動かないなど、リハビリが続いている。「不安がないわけではないが、プロテクターをしてるわけだし」と約4カ月ぶりのベンチ入りへ気合十分だ。

 監督の思わぬ?

 期待には「オレってディフェンスかい」と苦笑いしながらも「やる仕事は限られている」とうなずいた。交代出場でのゴール、さらに相手のパワープレー、セットプレーでキッチリ守る役目も頭に入っている。

 国立でのホーム戦は、約7割が浦和サポーターで埋まることが予想される。その上、対浦和はリーグ戦7連敗中。東京Vはこの「秘策」で何とか一矢報いるつもりだ。