北京五輪代表の浦和MF細貝萌(22)が、27日の東京V戦で敵将の柱谷監督へ「恩返し」する。26日の練習後も「相手のディエゴはアシストが仕事。ボランチでつぶせば後ろが楽になる」と気合十分。浦和の強化指定選手だった04年から加入1年目の05年まで、当時浦和のサテライトコーチだった柱谷監督に指導を受けている。
浦和入りのきっかけも同監督だった。進路を決める際、浦和以外にも横浜など数クラブからオファーがあったが、「『おれに任せてくれれば』と声をかけてくれた。テツさんがいたことが、浦和に来た大きな理由の1つ」。かつて代表でも闘将と呼ばれた「テツさん」から「闘志をむき出しにしたプレーに、ボランチの細かい部分まで教えてもらった」と振り返る。
今回はMF鈴木の左足首痛の影響もあって先発が確実だが、まだ定位置を確保したわけではない。選手層の厚い浦和で、昨年までの3年間はリーグ戦出場13試合。それが今季は既に16試合に出場し、北京五輪代表にも選出された。「よくなったと思われるよう、成長を見せたい」。闘将仕込みのプレーを、柱谷監督に認めてもらうつもりだ。【栗田成芳】




