G大阪が超攻撃を貫き、決勝進出を目指す。7日のナビスコ杯準決勝第2戦の清水戦(ホーム)に向け5日、大阪・万博練習場で完全非公開で調整。勝つか、0-0の引き分けでも11月1日の決勝に進めるが西野監督は「今はガンバのスタイルを取り戻すことが重要。攻撃的にいく。最初からスコアレスドローを考えているようなやつは先発で使わない」と明言した。

 攻撃がかみ合っていた時のサッカーを早く取り戻したい。公式戦8戦勝ちなしと不振にあえぐチーム状況を考慮し、あえて強気のサッカーを貫く。MF橋本は「先制されてもいい。その方が勝たないといけなくなるから、分かりやすくていいかも」とニンマリ。途中出場濃厚のFW播戸も「引き分けとか、ややこしいことは考えられない。勝てばいい」と言う。守備的なサッカーはG大阪には似合わない。攻めて攻めて、連覇に王手をかける勝利をつかみに行く。【奈島宏樹】