3位湘南をたたいて、J1昇格圏内へ再浮上だ!

 J2仙台の手倉森誠監督(40)は22日、勝ち点1差で追う23日の湘南戦を、特に「昇格を占う大事な一戦」と位置づけた。昨季、11月18日のホーム湘南戦での負けが、昇格逃しの致命傷になった。その借りを、今度は相手のホームで返す。引いて戦うゲームプランを湘南が立てる-と読み、積極的に仕掛けて先手必勝で戦う。

 試合中と同じような険しい顔で、指揮官は湘南戦の重要さを熱く語った。

 手倉森監督

 湘南も(2位の)山形を目指していると思う。お互いに勝利を目指すタフな試合になる。ホームで試合をする湘南が気負ってくれれば…。これまでも仙台は、最終クールの大事な試合を落として、昇格を逃した。去年、負けた湘南戦もそう。この試合を勝てば一気に加速する。

 昨季、実質的に昇格の可能性を消された因縁の相手だ。今回は相手ホーム、順位は仙台が追う立場…。昨年とは逆の舞台設定が、リベンジの予感を漂わせる。絶対に勝ち点3を奪い取る強い意欲は胸に納め、試合展開のイメージは指揮官の頭に描かれている。

 手倉森監督

 先手必勝。湘南は「しっかり守る」というプランで、引いてくると思う。うちは試合の入りから仕掛ける姿勢で行く。(湘南DF陣の中心で出場停止の)ジャーンがいなくて、慌てるような展開に持ち込みたい。ここを勝てれば、という重みのある試合になる。

 「先手」にこだわる。右かかと痛のFWナジソンは60分がプレーの限界で「メディカル班と本人と話し合って決めた」と指揮官。助っ人が動ける間に、得点して逃げ切りを図る考えだ。主将のMF梁も「内容は二の次で絶対、勝ってくる」とキッパリ。なりふり構わずぬ4連勝を狙う。【山崎安昭】