磐田FW中山雅史が、東京(味スタ、午後4時)と対戦する23日、41歳の誕生日を迎える。41歳でJ1のピッチに立ったのは過去、ラモス瑠偉(V川崎)ら3人だけ。前節横浜戦では後半23分に途中出場し、攻め手を欠くチームを攻撃モードに変えた。再び途中出場が濃厚な東京戦。「珍しくもないですよ。40何回目ですからね。でも、いい誕生日にしたいことは確かです」。窮地の中で迎える節目の一戦に、決意した。

 折り返した後半戦から、チームは8試合続けて勝ちがない。横浜戦では後半35分に至近距離から放った3連発が、ことごとくゴールに嫌われた。「オレのところにこぼれてこなかったんだよねぇ…」。冗談めかしたのは、悔しさの裏返し。意欲の衰えない41歳を、監督復帰後に初めて起用したオフト監督は「よりスピーディーだったし、仕事をこなした」と評価した。

 3試合連続ノーゴールの中、負傷者が続いてMF上田も欠場する。どこまで負の連鎖は続くのか。「もう実直にやりますよ。こぼれでも何でも詰めていく」。攻撃のメッセージを持って投入されるゴンが、負を断ち切る。【今村健人】