<天皇杯:東京2-1仙台>◇4回戦◇3日◇味スタ

 東京FW平山は、90分決着を狙っていた。1-1の後半ロスタイム。「DF陣は延長戦を考えていた。でも、自分は90分間でと思っていた」。味方の右サイド突破に合わせてゴール前へ駆け込み、こぼれ球を拾って右足シュート。土壇場の決勝点で、交代枠を使い切っていたチームを救った。

 「孤立しなくなったし、ボールが収まって起点になる」(梶山)という周囲の信頼を裏付ける、1試合2得点だった。今季リーグ戦では20試合1得点だが、ナビスコ杯とこの日の天皇杯初戦で9試合6得点。来年のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場権(3位以内)がかかるリーグ戦残り4試合に向け、得意の「カップ戦」で弾みをつけた。

 平山は「個人的にはまだ納得してません。もっとうまくなって、内容でもしっかりしないと」と、さらなる高みを目指していく。