今年も歓喜の輪を!

 昨年のナビスコ杯を制した大分イレブンに25日、Jリーグでは珍しい記念のチャンピオンズリングが贈られた。米国遠征から帰国後、初練習を終えたシャムスカ監督以下、スタッフ、選手約50人にひとりひとり溝畑社長から手渡された。シャムスカ監督は「また、2008年の感動がよみがえってきた」と再び喜びに浸った。

 ナビスコ杯でJ1初タイトルを獲得したが、優勝メダルが手渡されたのは登録選手のみ。監督、スタッフへの記念品がないことを知った溝畑社長が発案し、スポンサーのソフの協力で開幕前に仕上がった。1つ目のタイトルを示す星のマークがデザインされたリングに「これで絆(きずな)をさらに深めて戦いたい」と溝畑社長。シャムスカ監督も「記念のものがなかったので思い出になる。これでチームもまたモチベーションが高まる。2つ目のリングを取りたい」と気持ちを高めていた。