右足内転筋付着部炎で別メニュー調整中のJ2札幌FW中山雅史(42)は、30日の大宮戦欠場が決まった。それでも「(練習試合で)誰がどんなプレーをするのか、どんなやり方をするのか見たい気持ちはある」と、調整の合間を縫っての観戦を視野に入れた。

 29日の午前は前日同様20分走2本を消化。タイムは10秒速めてピッチ1周1分30秒に設定するなど負荷を上げた。「今は前に走っているだけ。次の段階に進むベースをつくっているところ。ターンや切り返しなど、そういうものが入れば、よりサッカーらしくした動きになっていくのじゃないか」と状況を説明した。帯同する佐川トレーナーは合流のメドとして「熊本(キャンプ)が有力」と、グアムでの合流には慎重な姿勢を見せた。