横浜MF兵藤慎剛(24)狩野健太(23)が「山形の屈辱」をバネに24日鹿島戦で打倒王者の先陣を切る。2人は不動の主力だが、14日のナビスコ杯磐田戦でのプレーが良くなかったという理由で、17日のリーグ山形戦ではまさかのベンチ外。地元横浜に残っての練習と、木村監督の命で編集された「兵藤&狩野の磐田戦バッドプレー集DVD」の鑑賞を命じられた。
決して2人だけが低調だったわけではないが、映像は徹底して2人の反省を促す内容だった。兵藤は「気持ちを切り替えてがんばるだけ」と神妙な面持ち。狩野は「悔しいですよ。でも僕たちのために厳しくしてくれていると、前向きにとらえたい」と目の色を変えた。20日の走りこみでは狩野が先頭に立ち、ミニゲームでは兵藤が体を張った攻守で周囲を盛り上げた。
木村監督は「いつまで続くかのう」と言いつつ、2人の奮起ぶりに目を細めた。それでも、まだまだ手綱は緩めない。金属製の棒でトレーニング中の狩野に対し「怒っていても、それでワシをなぐっちゃかなわんよ」とニヤリ。必死な若手を「ちゃぶる(もてあそぶ)」ような一言で、リベンジへの意欲をさらにかきたてた。




