大宮の鈴木淳新監督(48)が“管理サッカー”でチームを再生する。27日に成績不振を理由に辞任した張外龍前監督の後任として就任。28日の練習からチームを指導した。実戦練習ではプレーを止めて選手の動きを確認。守備の位置取りにも細かく指示を出した。会見で「チームをしっかり安定させる」と話した。

 前監督はピッチ上の判断は選手に任せる方針だったが、鈴木監督は「ボールを大事にするサッカーを目指すため、こちらの意図に応える判断力をもっと要求したい」。同監督が新潟の監督時代も一緒だったGK北野は「意思統一しやすい」と手応えを口にした。5月1日の京都戦(NACK)が新体制での初戦になる。