今季限りで浦和を退団するMFポンテ(34)の移籍先として、同じさいたま市を本拠とする大宮が最有力候補に挙がっていることが1日、分かった。5年半を埼玉で過ごしたポンテは地元への愛着が強い。しかも大宮のエースFWラファエルは同じブラジル出身でプライベートでも仲が良く、ホットライン確立には最適の人材だ。

 大宮はDFマトが退団し外国人枠もクリア。来季の体制作りに着手している。1億円を超える高額年俸が交渉の焦点になるが、クラブ関係者は「簡単には決まらないと思う」と長期戦も覚悟していた。