アジア・サッカー連盟(AFC)のサルマン会長は27日、今後のW杯予選をオセアニア連盟(OFC)と合同で行うために話し合っていると明かした。予選合同開催の主な目的は、南米の強豪との大陸間プレーオフを回避すること。

 ブラジル大会のW杯出場枠はアジアが4・5枠でオセアニアは0・5枠。アジア5番手ヨルダンとオセアニア代表ニュージーランドは南米勢とプレーオフを戦わねばならず、いずれも敗れた。これを回避し、アジア・オセアニア全体で5チームを出場させたい意向だ。

 また、国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長も、両地域の“合体”、そして枠そのものの増加についても前向きだという。これまでも地域的な距離の問題から、南米との大陸間プレーオフには異議の声も出ていた。