大人気サッカー漫画が現実になる!

 東京・葛飾区で南葛SCの発足会見が行われ、「キャプテン翼」の作者・高橋陽一氏(53)が出席した。南葛SCは漫画の主人公・大空翼の所属クラブと同名。後援会長を務めることになった高橋氏自ら提案し、葛飾ヴィトアードから名称を変更。「Jリーグは20年間見てきたが、応援するチームがなくて寂しいと思った。地元に出来て、夢の第1歩です」と目を細めた。

 総監督には、東京・修徳高の元監督の向笠実氏が就任。くしくも漫画の冒頭で対戦する「修哲」は修徳がモデルだけに「縁を感じます」と高橋氏はうなずく。東京都社会人リーグ3部から東京五輪の開催される20年のJ3加入が目標だ。「険しい道だけど、できないことはない」と夢のストーリーを思い描いた。