<J1:名古屋2-0川崎F>◇第8節◇29日◇瑞穂陸

 名古屋がFW玉田圭司(31)の2得点で、苦手川崎Fから今季のリーグ初勝利を挙げた。右膝痛が癒え公式戦5試合ぶりの復帰。ストイコビッチ監督(46)の絶大な信頼を受けていきなり先発し、前半34分、後半37分と利き足とは逆の右足で難易度の高いシュートを決めた。チームはこの試合まで17位に低迷。「順位表を見てショックだった」と奮起。2ゴールで自ら復帰を祝った。

 玉田不在の間、大型新人FW永井らが台頭。だが、J屈指の技術とセンスはやはり別格だった。初めてともに先発した永井は「復帰初戦であのパフォーマンスができるのはすごい。おかしいですよ」。31歳となりプレーは円熟味を増し、決定力には磨きがかかっている。川崎Fからリーグでは6年、実に12戦ぶりの勝利。主役は「まだまだ若い選手には負けられない」と胸を張った。【八反誠】