<J1:名古屋1-1浦和>◇第18節◇25日◇豊田ス
名古屋が後半53分のPKによる失点で、悪夢のドローに泣いた。1点リードの後半52分。勝利目前の豊田スタジアムに響いたのは、6分のロスタイムが終了し白星を告げるホイッスルではなく、浦和のPKを示す扇谷主審の笛だった。同主審は選手に対し、ゴール前の混戦で胸トラップしたDF千代反田充(31)がハンドを犯したと説明。しかし千代反田は「手には触れていない。あれをPK取るなんて」と猛抗議。ただ、判定は覆らず、これを決められ、敗戦同様のドロー。勝ち点2を失った。
試合終了直後、ストイコビッチ監督(46)はペットボトルを投げつけブチ切れた。会見でも怒りは収まらない。「私の勝ち点を盗まれた。許し難い。今日は黒いウエアを着た人(主審)が浦和にプレゼントをした。浦和は富士山に負けないくらいの大きな大きなお礼を、黒いウエアを来た人に言わなきゃいけない」とまで言った。クラブはJリーグ側に質問状を送る。
後半21分にはGK楢崎が左手小指を痛め退場。脱臼の模様で戦線離脱する可能性が浮上。古巣相手に、ボランチで奮闘したDF闘莉王も「レッズの選手だって、あれがPKだとは信じてないはず」と最後まで納得いかない表情だった。【八反誠】



