「ワンダーボーイ」が、レッズを去ることになった。浦和は19日、FW田中達也(29)と来季の契約を結ばないことを発表した。今季は6試合に出場し、無得点。先発出場は開幕戦の1試合だけにとどまり、不遇なシーズンとなった。

 01年に東京・帝京高から加入。167センチと小柄ながら、スピードに乗った巧みなドリブルを武器に1年目から活躍した。03年からは背番号「11」を付け、同年は26試合出場11得点。浦和にとって初タイトルとなった同年のナビスコ杯優勝の際には、ニューヒーロー賞とMVPをダブル受賞し、07年のACLでも6試合3得点とアジア制覇にも貢献した。日本代表でも16試合3得点を記録している。

 一方で多くのけがに泣いた。05年10月15日の柏戦(駒場)では、右足関節脱臼骨折で全治6カ月の重傷を負った。その後も度重なる負傷に悩まされ、09年シーズンは15試合0得点。昨年の12月には、左足関節三角骨障害のため、三角骨摘出術を受けた。

 クラブ関係者によると、田中は現役続行を希望しており、移籍先を探しているという。