キーワードは二面性だ。仙台は今日16日、蔚山現代(韓国)、J2札幌の2チームと練習試合を行う。当初は蔚山と45分×4本の予定だったが、明日17日に東京と練習試合を行う蔚山側が2本分をキャンセル。急きょ熊本でキャンプ中の札幌が駆けつけてくれることになった。札幌財前恵一監督(44)は、仙台でもプレーした財前宣之スクールコーチ(36)の兄。手倉森誠監督(45)は「了解してくれたのが札幌だけだった」と感謝した。

 合計45分×4本と本数自体は計画通りでも、戦術プランは軌道修正。本来は昨季アジア・チャンピオンズリーグを制した蔚山相手に「大味に攻めてくる(アジアの)相手に対応する」と予行演習に専念するはずだった。午後は相手が札幌に変わったことで「ボールを握って、相手を動かす」という基本コンセプトの確認に切り替える。午前が相手の良さを消す戦い方なら、午後は自分たちの良さを見せるサッカー。MFヘベルチらケガの不安を抱える選手は休ませ、少ないメンバーで柔軟に戦う。【亀山泰宏】